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あらすじ力ずくで攫ってこようと思っていた…。
「いつか本当に好きなひとと結ばれる…」。そう夢見ているフローレン。だが、ジ ュール王子によって『神の巫女』に選ばれてしまう。それは一夜を共にする儀式を 務めるということ。フローレンの無垢な身体は、愛蜜の儀式に散らされ…。しかも 一度だけと思っていたのに、ジュールの愛妾として城に留められることに。「君を 自分のものにしたい」。なぜか自分に執着するジェールに戸惑うフローレン。そん な窮屈な王宮での生活で、心休まるのは夜に聞こえてくるリュートの音色だけ…。 やがてジュールが身分の低い自分との正式な結婚を望んでいると知って…!?