偽りのウェディング
  • 2015年1月17日発売
    ISBN978-4-596-99103-4
    定価:630円+税
  • あらすじ
    僕の妻になってくれないか――偽りの妻に

    「俺を煽るのがうまいな。淫らな花嫁は」 恋も愛も信じないジュリアーナは、名家の令息レナートの持ちかけた偽りの結婚を承諾してしまう。花嫁としてもっとうまく演技をしてくれないと、とレナートにみだらに抱かれてしまうジュリアーナ。意地悪な言葉を言い放つレナートにジュリアーナは反発するが、言葉とは裏腹に幼い頃レナートと結婚の約束をした思い出がよみがえる。甘くキスをされるたび心は揺れ、体はただ熱く、燃えるように反応して…。 ■みどころ■ 「演技でいいって、ただの妻のふりって。なのにこんな」 「君の演技が下手なせいだろう。もっと上手くやってくれ。もう少し俺に馴染んでほしい」 「何、馴染むって」 「君ともっと仲良くなりたいだけだよ」

  • キャラクター紹介
    • ジュリアーナ

      ジュリアーナ
      下級貴族の娘。祖母の影響から愛や結婚を諦めている。

    • レナート

      レナート・ケンドール
      名家の出。騎士団にも推薦されるというエリートだが…。

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