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あらすじ冷酷な狼王子と声を奪われた王女のすれ違い婚?「儀式の間は夫となる者に逆らってはいけないのだろう?」アリシアは王の命により野蛮と噂の隣国の王太子、“狼王子”ことラウルの元へ嫁ぐことになった。迎えた初夜、ラウルに自分でも触れたことのない場所を弄られ、めくるめく初めての経験に身を焦がす。側室の子として田舎で育ち、“できそこないの王女”と揶揄され、結婚なんて縁のないものだったアリシアの使命はラウルの子を宿すこと。この行為は彼にとって王太子の務めだとわかっている。なのに、彼の手で愛撫されるたび、触れられた身体は熱くなり、アリシアは彼のやさしさを感じて──。
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キャラクター紹介
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アリシア
メーベルト王国の王女。側室の子のため、 田舎で育ち“できそこないの王女”と呼ばれていた。 -
ラウル
ダリオン王国の王太子。短気で野蛮な“ 狼王子”と呼ばれているが、本当は優しく魅力的な人物。
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