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あらすじこんな快楽を感じてはいけない。私は偽りの花嫁…。
こんな快楽を感じてはいけない。私は偽りの花嫁…。 貴族の娘ロゼリアの身代わりとして伯爵家に嫁ぐことになったパン屋の娘リディア。「私の役目は悪妻を演じ、セドリック様に離縁されること」しかし男女のことを何も知らず初夜を迎えた無垢な花嫁は、気高く激しい伯爵の腕の中で、未知の快楽に溺れていく。セドリックもリディアの控えめなやさしさに心惹かれ…。愛してはいけないと思うほどに想いは募り、意地悪な指先に、とめどなく絡みつく甘い蜜。やがて愛する人を欺き続けることに耐えきれなくなったリディアは…! ■みどころ■ 「…んっ!」 「…キスははじめてか」 「…はっはじめてではありません! フレッドとたくさん…」 「んっ…」 何…これ、舌が… 「初夜に花嫁から別の男の名が出るとはな…」 「どうりではなから積極的だったわけだ。お望み通り早く脱がせてやろう」 「ああ…!?」 「きゃっ」 「無垢な顔をして…男をもう知っているのか?」 「え? あのえっと…?」 「答えなくていい」 「知らないと嘘をつかれても、知ってると言われても、平気でいられるほど寛容ではないからな」 「…それにじきにわかる」 「!?」 「あっ」 「やっ…いけません! そんな…そんな…ところを…」 何を…何をされているの? 「んんっ、ふぅ…んっ」 「ふしだらな花嫁はこういうことが好きなのではないか?」 「やっ…恥ずかしいです…」 一緒に眠るだけじゃないの? 私はどうしてこんな気持ちに…