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あらすじ恋の媚薬が導く甘い罠。お妃選びのゲームの果ては…
「俺のものになればお前を優勝者にしてやる」大切な家宝を取り戻すため、国王シアードのお妃選びに挑むことになったライラ。銀狼を飼い賭けレースで名をはせ、狼姫と呼ばれるライラは、王をその気にさせなくては、と誘惑するつもりが逆にシアードにやさしく愛撫されてしまい…。「1度こうして触れてみたかった」と囁きながら唇を奪われ、彼女の体は快楽に震えはじめるが…ライラは誰にも言えない秘密を抱えていたのだった。「逃げたらどこまでも追いかける」シアードの言葉に心は揺れて――。 ■みどころ■ 「おまえを俺のものにするのは簡単だ。賭けに持ちこめばいい」 「だが、ライラ…こんなに濡らして…。わかるだろう? 俺もおまえを欲しがっている」 シアードさま…の熱い雄々しいものが当たって… 「ライラ、俺を愛していると、欲しいと言え」 「あ…」 「あ…ン…」 「俺は俺を愛する女にしか自分を与えない」 「今夜は言えるだろう?」 「…ライラ…」 「…んっ…」 「俺だけを愛していると」 「…ん…ぅ」 シアード様をこの身体全部で感じたい! 伝えてしまいたい…! 「私の愛して…いるのは…」 「…ごめんなさい」 「ライラ? 言えないのか?」 「許してください」 「なぜ? 俺のどこが不満だ?」 「不満なんて…私は…」 「俺にやれることはみんなやった。贈り物にレノバン家の再建も」 「何より俺はおまえの分身でもある狼を好いているし獣姫の誇りを愛している」