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あらすじ「私に淫らで可愛い姿を見せて」
愛し合って結ばれたはずが、なぜか離縁することに──?「淫らになる君の姿が見たくてたまらない」愛する相手と結ばれ、身体も心も満たされて、ビヴァリーは幸せの絶頂にいた。壁の花だったのに、侯爵ルーファスとの出会いですべてが変わったのだ。けれど、その幸せも長くは続かなかった。皇帝の崩御の知らせのあと、ルーファスが新皇帝となり、会えないまま、子爵家の娘では皇妃として不十分だと、一方的に離縁状が送られてきたからだ。離縁されたあとに妊娠がわかったビヴァリーは、皇帝の子どもを宿した危険さに気づき、平民として暮らしはじめるが…? -
キャラクター紹介
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ビヴァリー
子爵令嬢。社交界デビュー当日に「淑女失格」という烙印を押され、夜会ではつねに壁の花。 -
ルーファス
侯爵。美貌と地位を持ち合わせているのに、浮いた話は一切なかったが、じつは皇帝継承者。
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